バックテスト方法は、ODLさんのHPで詳しく書かれていますのでそちらを参考にしてください。
www.odls-manual.jp/mt4/07/01.php
重要かつもっと掘り下げた説明を何点かしていきたいと思います。バックテストの基本ロジックを理解して、効率のいいバックテストを行えるようになりましょう。
今回はテストモデルに関してお話いたします。
テストモデルとは以下の画像の、”モデル”の部分のことですね。
モデルは現時点で3種類あります。
- Open prices only
- Control points
- Every tick
ですね。どんなモデル(テストロジック)なのかきちんと理解する必要があります。詳しく説明しますね。
Open prices only
選択したタイムフレーム(時間枠)の4本値のみを使用します。3つの中で一番速いバックテストですが、バーの内部の細かい値動きは全く考慮されませんので、EAによっては検証にならない可能性があります。バーの始値でエントリーするようなEAだとこのモデルでも問題ありません。
Control points
選択したタイムフレームの一つ細かいタイムフレーム(例えば4Hなら1H)までを使用します。
バーの内部の値動きがある程度は考慮されるので、Open prices onlyよりは信頼度の高いテストが行えます。
Every tick
1分足のデータを使用し、さらに仮想でTickデータを作り出しバックテストを行います。
当然、3つの中で一番遅いバックテストですが、信頼度は高いです。
先に書きましたとおり、MetaTraderにはTickデータのバックアップはありませんので、リアルさながらの・・・とまでのバックテストはできませんが、超最短スキャルピングEAみたいなものでなければ、Every tickでのテスト結果はなかなか信頼・期待のもてる重要参考になるのではないかと思います。とはいえ、非常に時間のかかるテストモデルですので、Control pointsで一度大まかなパラメータの枠決めをしてから、次にEvery tickでテストするといいでしょう。
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