こんばんは。
お待たせいたしました。Clab_EURGBPの配布を開始いたしました。宣言どおり間に合って良かったです。
納期を守るのは鉄則です。
さて、配布前から数々のバックテストやトレード記録をお伝えしてきたこのClab_EURGBPですが、どんなEAなのか知らない方に簡単に説明いたしますと、
アジア早朝時間(日本時間の朝方)でのヨーロッパの通貨ペア間の取引のひとつになります。
通貨ペアは、EURGBP、EURCHF、GBPCHFがありますね。
その中でもEURGBP(通称::ユロポン)のみを今回配布の対象としています。
アジア早朝時間ではヨーロッパ各国は夜です。この3カ国は時差が近いので当然国内の人々の活動も同じ時間帯に活発になり同じ時間に穏やかになります。そして為替で見た場合も同じで、さらにその時間はアメリカもアジアの国内市場もお休み時間なんで、その結果、時系列で見てとても特徴的な動きをします。
レンジ相場になりやすいのです。
昨年秋頃からこの癖に目を向けたトレーダーたちが群がりはじめて、現在ではブローカー側がスプレッド拡張という措置をとるほどのネタになってしまいました。正直裁量でもできます。裁量トレードであれば日本国内にスプレッドの狭いブローカーが割とありますのでやってみるといいですね。engineeeerもやっておりました。いまではEAにすべて任せてます。
しかし、ここ現在ではそう簡単にはいかなくなって来ています。本当にスプレッドがギリギリです。TPとSL、勝率できちんとマネジメントしていかないと難しいです。
このサイトに来てる人ならもちろんでしょうけど、こんなときはやっぱりEAです。
同様のEAでは、FAPTURBO、M16A4、AK74M、Your_Lucky、Thunder_4WD、と結構見かけます。どれもそれぞれ特徴があるようで私も研究用にすべて手に入れていますw
当然、これらのどのEAにも匹敵するようなEAを作りたくて結構な間頑張ってきました。負けてはいないと思います。特にバックテストなんかはすさまじいスピードを感じられるはずです。速いからといって、手抜きや指標の数が少ないのかというと違います。速度アップには経験と技が必要なことが本職でのプログラムやEAの開発を長いことしてきてわかりました。
とはいえ、そもそもこの手法は時間設定で大きく変わるものですので、パラメータを最適化して長いスパンでみるとまあどれも長短があり似たり寄ったりの様な気がするのも確かです。
engineeeerは相場の変化を良く観察して、近い将来に必要性を感じる指標やエントリータイミング、決済方法をどんどん試してバージョンアップしていくつもりです。
ほんとにスプレッドがギリギリですので、パラメータ設定と最適化が鍵を握ります。engineeeerのClab_EURGBPもいろいろいじってみてくださいね。
今回の配布バージョンは、GoldSpider_USDJPYとは違って、調整できるパラメータを若干増やしてあります。同封のテキストの説明を簡単に書いてはいますが、そのうちいくつかを取り上げたいと思います。
- Use_ClingWatacher・・・レンジを判定するフィルターの一つ
これを”true”にして、次の”ClingWatcher_Level”を調整するとエントリー回数が増減します。 - SecretCutter1・・・トレンドを検知してストップ前に損切りを行えるシステムの一つ。
ユロポンの場合、だらだらとしたトレンドが発生することがしばしばあります。そんなときに、この機能をONにすると、それを検知して途中で損切りします。損切りシステムはほかにも内蔵されていますが今回はこれを公開しておきます。ここ2ヶ月は”false”のほうが良いみたいです。しかし、さらに前はとても良く機能してくれていまして、他社のEAと差別化できる機能の一つでありました。
まぁ、いろいろいじって見てください。そして検証レポをまたお待ちしております。
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