バックテストをどう考えるかについて書こうと思います。
MT4の便利な機能の一つにバックテストというものがあります。これはご存知の通り、過去のチャートのキャッシュを利用してEAを高速仮想動作させ調査結果を示してくれるものです。非常に画期的な機能ですね。
ある人は、「いくら過去でいい結果を出したって、その手法で明日も同じことが起こるはずがない」なんて言いますよね。間違ってはいないと思います。でもそれが正解でもないと思います。過去のトレード成果を元に近い未来のトレード方法を導き出すことは当たり前に皆さんがしていることだと思います。EA使いとか関係なくトレーダーなら皆、何かの過去のデータを元に「買いだ!」とか「売りだ!」とか判断しています。移動平均線とかの誰もが知っているインジケータだってそうですよね。FX以外にも人間の判断が必要な世の中のすべての出来事には、少なからずなにかの過去データが利用され、時には定義として扱われたりすることだってあるのです。100%の答えが出ているものであればもちろんですが、そうでなくとも、そういったものは必ず参照され、日々鍛錬され精度の高いものとなっていくものです。
バックテストは大事です。勝率を1%でも、収益を1円でも多くするために、バックテストをさまざまな角度から行いましょう。いろいろなパターンのバックテストをやってみると、さまざまな発見があって今後のトレードのヒントになっていきます。engineeeerも一つのEAを作るのに数十回以上のバックテストは必ずしています。
しかしバックテストは、PCの負荷もすごいですし、時間もかかりますし、プログラムを書いている時間よりずっと長いです。ちょっと専門的な話になりますが、MT4のプログラムソフトにはシュミレータやエミュレータたるものが搭載されていません。なので実際どうやって動くかはバックテストするしかないのです。ある一部分の機能を試すためにワザとありえない数値を代入してバックテストにかけたり、そういったことはもう日常茶飯事でとても大変です。逸れました、
engineeeerはこのバックテストの大半は書き留めることなく記憶に頼っています。事故で記憶が吹っ飛んだり、歳を取って記憶がどっかいってしまったらどうするんでしょうね。w 理由はですねぇ、書き込めておく時間があったらもっといろいろなバックテストをしたほうが楽しいし為になると感じるからです。というか、試したいことばかりなのです。もう一つの理由は、書き留めている間に、本来のバックテストも目的を忘れてしまったりすることがあるからですね。engineeeerは天才ではないので、自分なりに効率の良い作業方法を日々模索しています。
そんなこともあり、本職の傍らEA研究に燃えているengineeeerと共に検証していただける人がいたらなぁと思いこのブログをじわじわと作っているのです。
「このパラメータをこうしたら・・・・・」とか、
「こんなパラメータを追加したらどうでしょう・・・」とか、
私も含め、同志の皆で勝利を勝ち取り続けたいものですね。ステキな勇者が現れることを期待しています。
あ、このバックテストですがいろいろと技がありますのでそのうちブログに書きますね。